東宮との逢瀬が元で、睡蓮は四の姫と離縁することができましたね。根が優しい故に、離婚出来ないのでは?と心配しましたがよかったです。
これで何の障害もなくなった…とは言えませんが、それでも全てが収まる所に収まり始めました。
四の姫の『人はすぐに変わるものでもございますまい』という言葉は、石蕗の事だけでなく自分にも向けていたのではないでしょうか。
都の失笑を買い、辛酸を舐めても尚、石蕗と夫婦になることを選んだ強さは美しいと思いました。
見所は『沙羅の参内』ですね。一枚絵の参内姿は雅で、浮世離れした美しさが素敵でした。