ハイファンタジーもの、読み切りです。
あらすじはタイトル通りですが、主人公は悪女でもなんでもないし普通に常識人です。
簡単に言うと、過去の極悪人が黒髪だったと言うだけで、偏見から差別されて生きてきたジュリアが幸せになるまでのお話でした。
綺麗に終わってますが、折角なら欲を言えばちょっとずつ絆されていくルイゾンとの甘々とかも読みたかったなぁ…と思いました。
不遇の王子達に焦点が寄り過ぎて、肝心のジュリアの幸せは?とモヤモヤしてしまいました。チラッと幸せになった…みたいな感じに触れてはいましたけど、甘ーい物語が読みたかったな。