悪役令嬢たちは揺るがない

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星3

読み切り、ハイファンタジーものです。
悪役令嬢とありますが、最初から最後までそんな人はいません。悪役令嬢と陰口を叩かれる3人の令嬢達が、奮闘するお話になります。
それぞれの視点から語られる物語は、『なんでそうなる?』と首を傾げたくなるものもありましたが、最後まで楽しく読めました。
蓋を開けてみれば、タイトル通り『揺るがない』彼女達に振り回される人々の物語のようにも思えました。
見所は第七話の『王太子エーリク・ハルヴァルの抱負』でしょうか。確実に一連の騒動の原因なのに、ヒロインのことを何とも思ってない感じが面白かったです。

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