無能な皇子と呼ばれてますが中身は敵国の宰相です(2)

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星5

加護の副作用で執着が強くなるシュルツを、解放してやりたいと願うリドリー。
2人のもどかしい関係にドキドキしました。
シュルツの気持ちが加護によるものと決めつけるリドリーと、この気持ちは偽りではないと訴えるシュルツ。
自分が生き残るためにシュルツを利用しているので、リドリーの罪悪感が半端ない(笑)
なんとしても母国に帰りたいリドリーは、皇女の婚姻を利用して国交の回復をもくろみますが、そんな中、皇帝のクズっぷりが爆発します。
同時に皇帝の加護の秘密と、何故あんなに実の息子であるベルナールを敵視するのかも判明し、リドリーは途方に暮れつつも『こいつ絶対に許さん』と孤軍奮闘します。
得意の根回しと情報操作、卑怯な手を使うリドリーが腹黒ですごく面白かったです。

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