『託宣の神子』と『使徒』と呼ばれる者達が暗躍する2巻です。とはいえ、アルバートがやる事は同じ、『やられたらやり返す』だけです。
だからと言って倍返しでも無く、淡々と処理するのが面白いので一気に読んでしまいました。
アルバートのことを異様だとヴィンス達はドン引きしていましたが、アルバートを見下して殺そうとしておいて、返り討ちで殺されたのは許せない!…というのは逆恨みですよね。
ここでアルバートに敵意を向ける人達は『アルバートが死ねば良かった』と言っているのと同じなわけです。
魔族に限らず、舐め腐って攻撃してきておいて、逆に殺されたからと言ってアルバートに殺意を向けるのは違うんじゃないの?と思わずにはいられません。
なのでエイダの行動はムカつくだけで全く共感出来ませんでしたね。凄く傍迷惑な彼女は、果たして何巻まで生きていられるのか。続きが気になります!