あらすじはタイトル通りです。
年上訳あり獣人というカップルですが、訳ありの理由が重めなので糖度は低めです。
くっ付くのも最後の方なので、『ゲロ甘なのが読みたい!』という人には向かないかも。
ただ主人公である陽色(ヒイロ)の健気さや、エルの騎士道精神がカッコいいので、物語は文句無しに面白かったです。ネタバレになるので多くは書けませんが、スピロの脱出記の一文が気になって、これでスピンオフ書いて欲しい!と強く思いました。
テーロスの回顧録では、歴史の表舞台に立たないまま、陰で見守ったヒイロ達の一旦も知れて良かったです。