時透無一郎と甘露寺蜜璃の戦闘編です。
初めて読んだ時は、この2人も死んじゃうのかなってハラハラしたのを覚えています。
『無一郎の無は無限の無』という、兄の言葉を思い出した無一郎が、覚醒するシーンが凄く好きです。
でも見せ場というなら、やっぱり小鉄少年でしょうか。
水牢に囚われた無一郎を助けようとする場面は、胸が熱くなりました。
『君にできることはない!』と叫ぶ無一郎に、最後の力を振り絞って空気を送り込む小鉄少年。
覚醒した無一郎が笑顔で毒を吐くのも好きですが、小鉄少年の行動力と機転にハッとさせられました。
例え鬼を倒せなくても、どんな小さな事でも、巡り巡って誰かのためになるんだと思えましたね。