ゲームの中の、決められた枠組みから逸脱し、自由を求めて試行錯誤することができる世界。
もしそんなゲームが可能なら、それはもう、本当のもう一つの世界と変わらないのではないでしょうか。
この本はゲームでありながら、異世界転移のような世界観を楽しめる物語なので、読んでいてとても面白いです。
ゲームの内容がスキル制というのも、より異世界感を強めているように思えます。
さて今回の見どころは、なんといっても妖精の国実装ですね。独自のAIで、自我を持つ住人達(妖精族)との合流にはドキドキしてしまいました。
対等に話をするというのは、プレイヤー側からすると難しいのかもしれません。