ハイファンタジー、読み切りです。
ザマァやチートなどは無いので、そう言うのが読みたい方は回れ右ですね(汗)
物語は異能故に心に傷を負ったケイトリンと、メイドのメルヴィ(異能者)が出会いから始まります。
メルヴィが理解者となり、頑なな少女の世界が広がっていく様子が面白かったです。
ケイトリンの心だけで無く、その変化はメルヴィにも訪れるのが憎い演出だなぁと思いました。
とても優しい、絵本のような物語でしたね。
あとがきには、作者様の大好きなものを詰め込んだ物語とありました。この優しい物語が作者様の心の形なら、この物語に出会えて良かったと伝えたいです。