



現代ファンタジーもの。
一巻の表記はありませんが続きもので、現在は11巻まで販売されています。
世の中に溢れている噂話や民話、その中に混ざっている真実を探していくうちに、様々なことに巻き込まれていく…、というお話です。
読者を引き込むストーリー展開や、例え話で出される民話に隠された凄惨な真実に、日本特有のホラーな雰囲気が合わさって面白いです。
ゾッとするような真実の中にある、人間の身勝手な犯罪行為などをいろんな角度から暴いていきます。こう書くと、ただのミステリー小説?と思われそうですが、そんな嘘の中にある本物がちゃんとあって、それがほんのり怖い。
嘘なのか?本当なのか?…読みながら、主人公と一緒に冒険している気分になる一冊です。