勇者じゃなかった回復魔法使い1 ~暗殺者(アサシン)もドン引きの蘇生呪文活用法~

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星4

異世界転移モノです。
勇者召喚に巻き込まれた三十路のサラリーマンが、『回復職?要らね』とお城を追い出されたところから物語は始まります。
魔王とか倒すなら回復職必須では?と思いきや、最初から雲行きの怪しい展開でしたね。
ただよくある下克上モノのように、『回復職なのに強い』とか『回復職なのに攻撃魔法が強い』とか一切無く、本人は弱いまま、回復職を極める主人公が何故か最強という物語です。
そして主人公なのに兎に角死にます。死にまくります。
駄目やん…と思われるかも知れませんが『死んでないから負けじゃ無い』というスタンスの主人公なので、今までとは違った回復職系の話が楽しめると思います。
見所は『ロザリアさんに子供のように抱きしめられるタツマ』です。長命種から見たら、三十路のサラリーマンも子供扱いなんでしょうね(笑)
挿絵が素晴らしく綺麗で眼福!ロザリアさんの憂いを帯びた眼差しや、固まるタツマが楽しめました。

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