1巻の表記は無いですが、続きモノで2巻まであります。
異世界転生モノのような、ハイファンタジーです。
存在や意識すら曖昧な世界に生まれたナニかが、自我を獲得したところから物語は始まります。
イラストも美麗で面白く、ストーリーがテンポ良く進むので読んでいて気持ち良いです。
よくダラダラと前置きが長い、所謂スタートの遅いライトノベルとは違い、謎は(伏線)多いですが楽しめます。
可愛いのにジワリと侵食するような恐怖と、人外の美しさに魅了され、自ら捕食されに行く人間達が最高です(笑)
悪魔として人間を愛する公女様の物語です。